JSA

2007年度JSA北陸地区合同シンポジウム
   大学・高専法人化の現状と打開策を考える

主催:日本科学者会議 福井支部・石川支部・富山支部

非会員参加歓迎
大学・高専の新自由主義的国家統制から、国民の財産である「学問の自由」と「大学の公共性」を保障し、真の自主性・自律性を確立する道を考えましょう!

1.期 日:2008年4月19日(土)
2.場 所:富山大学 五福キャンパス経済学部7階 大会議室
     〒930-8555 富山市五福3190
3.テーマ:大学・高専法人化の現状と打開策を考える
4.日 程:
             < シ ン ポ ジ ウ ム >
   10:30-10:35 開会挨拶 (富山支部全国幹事)
10:35-11:05 報告1 広瀬 信(富山大学)  「法人化後の富山大学の現状と課題」 
11:05-11:35 報告2 亀田悦正(元富山高専) 「法人化後の富山高専の現状と課題」
11:35-12:00    討 論1(司会:石川支部)      (25分)
・・・・・・・・・・・・・・・
12:00-13:00 < 昼 食 >
    ・・・・・・・・・・・・・・・
   13:00-14:20 基調講演 「新自由主義高等教育改革の現段階とその打開策」 
             大阪市立大学教授 細井克彦 氏
   14:20-14:35    討 論2(司会:福井支部)     (15分)
   ・・・・・休憩(10分)・・・・・
14:45-15:15 報告3 直江俊一(金沢大学) 「金沢大学の3学域化」
   15:15-16:45 報告4 木綿隆弘(金沢大学) 「金沢大学の理工系の現状」
16:45-16:10     討 論3(司会:富山支部)     (10分)
・・・・・休憩(5分)・・・・・
16:15-16:55 報告5 森 透(福井大学) 「法人化後の大学改革の現状と課題」
16:55-17:25 報告6 岡崎英一(福井大学) 「法人化後の福井大学の現状と課題」
17:25-18:00    総合討論(司会:富山支部)       (35分)
   18:00-18:05    閉会挨拶(全国常任幹事)
       ・・・・・・・・・・・・・・・
18:15-20:30    <懇 親 会> 喫茶アガルタ(富山大学五福正門横)
                      問合せ先:〒936-0861 滑川市中新1009
                       亀田悦正
TEL076-475-2283                                                                                  E-Mail:fstpb219@ybb.ne.jp

 

北陸地区シンポジウム
   「公共交通の現状と将来像」

  ☆と き 2007年4月21日(土) 11時〜17時
  ☆ところ 石川県生涯学習センター 31号室
  ☆懇親会 同日 18時〜20時 石川県教育会館 4F
 能登線の廃止に見られるように公共交通機関を切り捨てて、道路の整備に走る地方のやり方は、マイカー族を多量に生み出しています。
 その結果、車と土木関係企業が繁栄するかたわら、エネルギー問題二酸化炭素削減問題や公害問題を引き起こしています。
 さらに、交通弱者の足をうばうなど、人権問題でもあり、住みやすい地域づくりに、逆行しています。北陸新幹線の開通に伴い、従来線が3セク化されれば、こうしたひずみを促
進されます。交通手段の中での公共交通手段の割合は、東京都が77%であるのに対し、石川県では9%で、富山県と福井県は更に少ない(2002年)。
 北陸3県の公共交通をめぐる状況を明らかにし、公共交通機関を中心においた21世紀の交通とまちづくりのあり方を考えます。
 ぜひ、こぞってご参加ください。
プログラム
司会:前田達男氏(金沢大学法学部、公共交通を守る石川の会)
11:00 開会
11:05〜 交通分野でのエネルギー消費の削減と公共交通への転換に向けた課題
                ・・・・・・・・・・児玉一八氏(日本科学者会議石川支部)
11:40〜 公共交通から考えるまちづくり
                ・・・・・・・・・・川本義海氏(福井大学工学部)
<昼食休憩あり>
13:00〜 公共交通のデザインが果たす役割
                ・・・・・・・・・・武山良三氏(富山大学芸術文化学部、
                           路面電車と都市の未来を考える会)
13:40〜 輪島の大気NO2調査の歴史(1997-2006)
                ・・・・・・・・・・田崎和江氏(金沢大学理学部)、
                     新宅睦子氏(元上野台中学校教諭)
14:00〜 福井の路面電車
                ・・・・・・・・・・内田桂嗣氏(ふくい路面電車とまちづくりの会[ROBA])
14:55〜 新射水市のコミュニティー・バス試行
                ・・・・・・・・・・林 節男氏(富山県立大学短大部)
15:25〜 新幹線と並行在来線問題
                ・・・・・・・・・・岡本勝規氏(富山商船高専国際流通学科、
                           公共交通をよくする富山の会)
16:05〜 大気汚染一斉測定が明らかにした金沢環状道路周辺での二酸化窒素(NO2)汚染
                ・・・・・・・・・・児玉一八氏(日本科学者会議石川支部)
16:35〜 総合討論問い合わせ先:日本科学者会議石川支部 076-267-2543

 北陸地区合同シンポジウム
「若者のキャリア教育と就労問題を考える」(仮題)

日時:2006年4月22日(土) 11時〜17時(17時15分〜懇親会)
場所:福井大学教育地域科学部1号館 大会議室
主催:JSA福井支部&石川支部&富山支部
内容:(未確定のところもあります)
 11時−12時 基調報告
        伍賀一道氏(金沢大学)
         「若者の仕事の変容」(仮題)
<12時−13時 昼食休憩>
 13時−   福井からの報告
         「こころの成長と職業観形成支援」
         「『就活サプリ』北陸版作成」
         などを予定
<10分休憩>
 14時30分− 碇山 洋氏(金沢大学)
         「インターン養成講座」(仮題)
       企業の人からの報告を予定
<10分休憩>
 16時ー   富山県労連または労働センター
         「派遣労働者の実態」(仮題)
 16時30分− 全体討論
懇親会:17時15分−18時30分(会費:2000円程度)
連絡先:森 透(福井大学教育地域科学部付属教育実践総合センター)
      Fax:0776-27-8725

 

   日本科学者会議北陸シンポジウム
   「北陸のクマ問題を考える」

場所:富山市科学文化センター(詳細
   多目的研修室


5月14日(土)
 午後:基調講演 坪田敏男(岐阜大学応用生物科学部教授)
    各県の現状と問題点
     福井県 西垣正男(元福井県鳥獣保護センター)
     石川県 野崎英吉(白山自然保護センター)
     富山県 白石俊明(富山クマ緊急調査グループ・富山市フ
              ァミリーパーク)
 1日目夜:懇親会

(2日目午前:関係者打ち合わせ、地区会議など)

5月15日(日)(題目はすべて仮題)
 セッション1(午前または午後):里山の再生をめざして
  富山県 山本茂行(富山市ファミリーパーク;タイトル不明)
  石川県 高橋 久(河北潟湖沼研究所理事;里山の現状と将来利用)
  
 セッション2(午後):クマ類の保護のあり方を考える
  富山県 横畑泰志(富山大学教育学部;クマ類の保護の意義について) 
  福井県 保科英人(福井大学教育地域科学部;ドングリ散布におけ
           る生態系への問題)

日本科学者会議富山支部幹事 横畑泰志
             (富山大学教育学部環境生物学研究室) 

 

シンポジウム
 「学力問題を考える−今どういう学力が求められているか」
      石川県県民教育文化センター・日本科学者会議北陸地区 共催


●日時 4月25日(日) 9:30−17時
●場所 金沢観光会館 第3−4会議室(3階)

午前の部 (9:30−12:30) 司会 松村一成(センター)、諸岡康哉(JSA金沢大学教育学部)

◆発題 県民教育文化センター事務局「わたしたちが求める学力」 安原昭二(センター事務局)
 同盟の提案をもとに、石川県の「学力向上政策」の分析とそれの現場での影響、それへの対案を報告する。
◇コメント1 大学の研究者(直江俊一、金沢大学工学部)
◇コメント2 保護者(飯森博子)
◇コメント3 小学校教師(泉克史)

午後の部(3:20ー17:00)

く大学教育における学力不足間題:問題提起>
1. 「大学生の学力不足の現状一実践を通して思うこと一」(20分)
     江見 準(元金沢大学工学部)
<学力不足間題:大学における改善授業事例>
2. 「物理学ゼミ-少人数での教育の試み」(20分)
末松 大二郎(金沢大学 理学部物理学科)
3. 「よもやま話風 現場の科学-「田崎式」講義法」(20分)
     田崎 和江(金沢大学 理学部地球学科)
<学力不足間題:自学の姿勢を強化するために>
4. 「最近の学習心理学における動機づけの考え方」(30分)
     塚野 州一(富山大学教育学部附属教育実践総合センター)
5. 「科学教育の啓発活動と高大連携」(30分)
     大久保 貢(福井大学工学部)
<学力不足間題:社会との連携の中で>
6. 「スパイラルサーキットモデルによる白山麓オープンユニバーシテイ構想の提案」(30分)   
     平山 亮、敷田麻美、○吉田行宏〈金沢大学社会環境科学研究科)、南修

懇親会(17:00−18:00)

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★シンポジウムの趣旨★

 1990年代以来、国の学力政策は混迷を深めています。学力は知識・技能ではなく、関心・意欲・態度だといったかと思うと、今度は知識・技能と生きる力だといったありさまです。その間に、学習指導要録や通知表の記載方法、学級編成、学期区分等々も大きく変えられました。また、学力調査も行われ、最近では「ゆとり教育」批判、学力低下論が登場し、多くの学校で学力向上対策が行われたりしています。
 金沢市では2004年度から、いわゆる教育特区として小中一貫英語が始められます。また、学習指導要領に記載された内容以上の教育内容で編成される教育課程を金沢スタンダードと名づけ、その全面実施が迫られています。まさに教育界は学力狂騒曲に踊らされ、何を学力とするのかはもちろん、どういう学力が今求められているのかについて十分議論されていません。
 そうした問題意識から、本企画(教育シンポジウム)では、この間の学力政策をどうみるのかについて、県民教育文科センターのプロジェクトの提案を受けつつ、太学生の「学力」、研究者としてて今どういう学力が必要か、「学力向上対策」のなかで学校はどうなっているのか、子どもたちと向かい合いながらどういう力が学力として身につけさせたいか、また保護者として行政機関、学校、教師に何を望むかについて意見交換しつつ、今求められる学力についで議論し研究を深めたいと考えます。

★駐車場
 最初のl時間250円で、その後の追加料金は150円/30分

★懇親会へのご案内
 時間はシンポジウム終了後の17-18時、同じ部屋で行う予定
 会費ビールを飲む人3000円、ビールを飲まない人2500円、学生・院生1500円