2006年12月号 Vol.41No.12 通巻467号 |
<扉のことば> ‘社会的’「情報災害」の克服〜戦後61年目への警鐘〜 川原紀美雄 |
<特集>遺伝子組換え作物をめぐる諸問題 |
・特集まえがき 生井兵治 ・遺伝子組換え作物が安全性を問われる理由 鵜飼保雄 ・遺伝子組換え作物と非組換え作物との隔離基準の危うさ 生井兵治 ・ディフェンシン産生の遺伝子組換えイネが高感染性のヒト病原菌を生み出す 金川貴博 ・遺伝子組換え作物をめぐる科学技術と社会 久野秀二 |
<談話室>あいづ市民共同発電所(太陽光発電)の建設にかかわって 後藤忠俊 |
<レビュー>耐震構造計算書偽装事件と建築制度の問題 片方信也 |
<シリーズ:変貌する大学/研究機関(2)>「高専で起きていること」 亀田悦正 |
<レポート>原水爆禁止2006年世界大会・科学者集会報告 松川康夫 |
<本> ・新藤道弘著『革命のベネズエラ紀行』 寺尾徹 ・丸山重威著『新聞は憲法を捨てていいのか』 浦崎黎明 |
<科学者つうしん> |
『日本の科学者』総目次456号〜467号 |
2006年11月号 Vol.41No.11 通巻466号 |
<扉のことば> 有明海異変と「学者」たち 東幹夫 |
<特集>宗教と現代科学 |
・特集まえがき 浦田一郎 ・科学哲学からみた「知的設計」説 伊勢田哲治 ・インテリジェント・デザイン論とアメリカの歴史・社会 鵜浦裕 ・創造論裁判における宗教と科学−「マクリーン裁判」(第Uスコープス裁判)を中心として− 寿台順誠 |
<談話室>多くの化学者が知らない電気化学の基礎 徳田耕一 |
<レビュー> 教育基本法改定問題を考える 船寄俊雄 |
<フロンティア> 植物のビタミンCは今 江坂宗春 <シリーズ>変貌する大学・研究機関>学校教育法の改定と大学教員の任期制について 大倉弘之 |
<本> ・昇幹夫著『笑って長生き』 浦田一郎 ・藤原彰著『天皇の軍隊と日中戦争』 伊香俊哉 ・海野和男著『ムシとあそぼう−海野和男のムシシシシ』 松井安俊 ・堤未果著『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』 中島醸 |
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部 若手研究者・院生の集い JSA「夏の学校」in大阪のお誘い 『日本の科学者』(JJS)へふるってご投稿ください 『日本の科学者』編集委員会 |
<科学者つうしん> 日本科学者会議総務財政部 |
編集後記 |
2006年10月号 Vol.41No.10 通巻465号 |
<扉のことば>ロートブラットの思い出 稲生勝 |
<特集>転換期にある原子力発電 |
・特集まえがき 飯田克平 ・原子力発電を巡る内外の動きと核燃料サイクルの諸問題 青柳長紀 ・原発の老朽化問題と事故統計 舘野淳 ・地震と原子力発電所 立石雅昭 ・原子力研究開発機関が果たした役割と問題点 市川富士夫・岩井孝 ・原子力発電と地域の民主主義−石川県での経験を中心に− 飯田克平 |
<談話室><談話室>大学と個人情報保護 右崎 正博 |
<レビュー> 志賀原発2号機運転差し止め判決と住民運動 児玉一八 |
<フロンティア> 国籍法における婚外子差別 高佐智美 <オピニオン>日本学術会議「科学者の行動規範」(暫定版)についての一考察 浅見輝男 |
<本> ・長谷川博著『アホウドリに夢中』 上田恵介 ・中沢弘基著『生命の起源・地球が書いたシナリオ』 菅耕作 ・山部恵造著『金属学 ミニマム&マキシマム』−金属学入門と金属学の体系− 林弘文 ・八本木浄著『近代「書生気質」の変遷史−日本文学に描かれた学生像』 宗川吉汪 |
<レポート>新自由主義との闘い−06横浜市長選 松川康夫 |
<科学者つうしん> 日本科学者会議総務財政部 |
編集後記 林弘文 |
2006年9月号 Vol.41No.9 通巻464号 |
<扉のことば> 窒息する大学―あるいは<學>のメルトダウン 寺崎弘昭 <特別寄稿> 憲法改正とメディア 田島泰彦 |
<特集>研究者の倫理と権利の確立をもとめて |
・特集まえがき 湯淺精二 ・科学者の社会的責任 浜林正夫 ・研究者の権利・地位宣言および倫理綱領作成の背景−軍事研究に対する日本学術会議の態度の変質過程− 浅見輝男 ・女性研究者・技術者の現状:「研究者の権利・地位宣言/倫理綱領」完成にむけて 石渡眞理子・日本科学者会議女性研究者技術者委員会 ・研究者の権利:大学非常勤講師の場合 菊地重秋 ・民間企業における技術者・研究者の思想差別の状況 丹生淳郷 |
<談話室>ランジュバンがアインシュタインに送った最後の手紙―ポール・ランジュバン没後60年に寄せて― 伊藤隆 |
<レビュー>地球温暖化への懐疑論に関する考察 増田 耕一・明日香壽川・吉村純・河宮未知生 |
<フロンティア> 国籍法における婚外子差別 高佐智美 <レポート> 日本科学者会議第16回総合学術研究集会のご案内 長田好弘 |
<本> ・野末浩之著『本人と家族のためのうつの本』 関井友子 ・宗川吉汪著『誕生・性・遺伝』 生井兵治 ・岡本三夫・横山正樹編『平和学のアジェンダ』 林俊夫 ・浅見輝男編著『自然保護のあたらしい考え方』 大森昌衛 |
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部 <資料> 研究者の「権利・地位宣言」「倫理綱領」(案) |
<科学者つうしん> |
編集後記 |
2006年8月号 Vol.41No.8 通巻463号 |
<扉のことば> 若者は先輩の背中を見て育つ 富田道男 |
<特集>現代世界と改憲動向――九条を中心に |
・特集まえがき 浦田一郎 ・アメリカの対日政策と改憲問題 中島醸 ・アジアから見た改憲動向 李京柱 ・沖縄から見た改憲論 井端正幸 |
<談話室>九条の会アピールを広げる運動をさらに大規模に進めよう! 片平洌彦 |
<レビュー> |
<フロンティア> ・科学と政治 川崎健 ・ユネスコの「生命倫理と人権に関する世界宣言」 黒須三惠 |
日本科学者会議第37回定期大会報告 ・大会宣言 ・役員・参与名簿 |
・2006年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要) 日本科学者会議研究基金準備委員会 ・大会決議「改憲手続法の制定に反対する」,「現行教育基本法の維持を求める」 ・大会決議「日米軍事同盟の飛躍的強化に反対し、軍事基地の撤去を求める」 |
<科学者つうしん> |
編集後記 |
2006年7月号 Vol.41No.7 通巻462号 |
<扉のことば> 研究者のユートピア 八瀬清志 <特別寄稿> 過去の反省と未来への希望−ドイツを鏡に日本を考える− 望田幸男 |
<特集>セクシュアル・ハラスメント |
・特集まえがき 関井友子 ・セクシュアル・ハラスメント―立法・裁判動向の概観と労働及び教育研究現場での防止責任の焦点 松本克美 ・スクール・セクシュアル・ハラスメントの実態と対応の課題 入江直子 ・大学におけるセクシュアル・ハラスメント(SH)の実態と取り組み 武田万里子 ・セクシュアル・ハラスメント最新職場事情 金子雅臣 |
<談話室>ミミズについて思う 中村方子 |
<レビュー> |
<フロンティア> ・日本語教育と中国女文字と 遠藤織枝 |
<読者のひろば> ・501名の公害認定死亡患者は訴える−『公害死亡患者遡及調査』報告書 松岡健一 ・清流よ、サケとともによみがえれ!−飲み水の川・入間川に稚魚放流 杉浦公昭 |
<本> ・井口秀作・浦田一郎・只野雅人・三輪隆編『いまなぜ憲法改正国民投票法なのか』 小松浩 ・松永俊男著『ダーウィン前夜の進化論争』生井兵治 ・的川泰宣/監修、(財)日本宇宙少年団編『ネクスト・アインシュタインようこそ研究室へ』全4巻 宗川吉汪 ・地学団体研究会著『地球のなぞを追って−私たちの科学運動』 小河勉 |
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部 50 日本科学者会議事務局長談話 教育基本法改定に反対し国民と連帯してたたかう 日米安全保障協議委員会合意に抗議し撤回を求める(事務局長談話) 『日本の科学者』(JJS)へふるってご投稿ください 日本科学者会議第16回総合学術研究集会(東京) 原水爆禁止2006年世界大会・科学者集会の開催について |
<科学者つうしん> |
2006年6月号 Vol.41No.6 通巻461号 |
<扉のことば> 交通・小売産業政策と労働者の利益 藤内和公 |
<特集>化学の最前線−その現状と課題− |
・材料と高分子化学 中浜精一 ・[用語解説] 菅耕作 ・光電気化学の歩みから 箕浦秀樹 ・分子を超える化学 中村朝夫 ・計算化学の現状と今後 増淵雄一 |
<談話室>星空はだれのもの−天体望遠鏡の技術開発と子どもたちの可能性− 河合利秀 |
<レビュー> |
<フロンティア> ・台風・ハリケーンは強大化しているか?−温暖化をめぐる気候科学の最近の展開− 寺尾徹 |
<研究室から> 環境思想史へのアプローチ 佐久間正 |
<本> ・「地球環境の基礎知識」編集委員会編・日本科学者会議公害環境問題研究委員会協力『地球環境の基礎知識 はじめてみる?環境のこと』 鈴木善次 ・尾関周二・亀山純生・武田一博編著『環境思想キーワード』 神山智美 ・浅野慎一・■岩著『異国の父母−中国残留孤児を育てた養父母の群像』 林弘文 ・的川泰宣著『逆転の翼−ペンシルロケット物語』 青木和光 |
<オピニオン> 穀物遺伝資源の研究と憲法第9条 石川隆二 『日本の科学者』(JJS)へふるってご投稿ください |
<科学者つうしん> |
2006年5月号 Vol.41No.5 通巻460号 |
<扉のことば> "con-(ともに)" + "science(科学)" = "conscience(良心)" 大石鉄太郎 |
<特集>研究がおもしろい!――大学院生の研究紹介 |
・特集まえがき 長谷川さなえ ・東京都北区豊島5丁目団地のダイオキシン類汚染−市街地土壌汚染問題のケーススタディー 佐藤克春 ・ドイツ統一後の連邦財政調整制度の変容 霜田博史 ・強相関物質の電子の動きを見る 滝沢 優 ・現代を生きる若者が主体的に学ぶ授業実践の課題 杉田真衣 ・安全・暴力・憲法 岡田健一郎 ・ベトナム戦争後のアメリカの戦争と無差別大量爆撃 山崎文徳 |
<談話室> 旧満州の思い出−中国における日本の侵略行為 林弘文 |
<レビュー> 議会政と「直接民主主義」−近時の政治手法をめぐって− 只野雅人 |
<フロンティア> > ・琉球大学における平和教育実践―総合演習「平和と地域における平和教 育の課題― 山口剛史 ・有機農業で農を変えたい、社会を変えたい―「有機農業推進法」の制定 運動― 中島紀一 |
<レポート> 沖縄に見る戦後60年の実像〜JSA「夏の学校」in 沖縄レポート〜 夏の学校実行委員会 |
<本> ・山田朗著『護憲派のための軍事入門』 水島朝穂 ・子どもと教科書全国ネット21編『とめよう!戦争への教育−教育基本法「改正」と教科書問題』 太郎良信 ・森岡孝二著『働きすぎの時代』 青木和光 ・郡山総一郎著『戦争の後に来たもの−カンボジアが映す時代』 寺尾徹 |
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部 ・2005年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ <会員の新刊紹介> |
<科学者つうしん> |
2006年4月号 Vol.41No.4 通巻459号 |
<扉のことば>格差社会の安全・安心 佐々木篤信 <特別寄稿> アジアと日本−世界史との関連性についての試論− 宮地正人 |
<特集>小学校・中学校の理科教育の実態 |
・特集まえがき 稲生勝 ・小学校の理科教育―指導内容削減で教科書は『絵本』のよう− 園部勝章 ・ある小学5年生の理科の授業から見た理科教育と学力 生源寺孝浩 ・中学校の理科教育――現場の苦悩と現状打開への模索 觜本格 ・広島県の小・中学校における理科教育の現状─研究という名の理科教育の破壊 下末伸正 |
<談話室>アメリカよりポスドク便り 安藤亮輔 |
<レビュー> 宇宙の第一世代星 青木和光 |
<フロンティア> >今後の日本の動物園を考える 落合知美 |
<研究室から>黄土高原の人々との出会い 新保敦子 <オピニオン>「規範性」の議論の盲点−フランスの国民投票と日本の憲法改正国民投票− 大藤紀子 |
<本> ・日本科学者会議公害環境問題研究委員会・「環境展望」編集委員会編『環境展望 vol.4 サステイナブル社会への日本の選択』 菅耕作 ・中村洋子著『フィリピンバナナのその後──多国籍企業の操業現場と多国籍企業の規制』 中島紀一 |
『日本の科学者』(JJS)へふるってご投稿ください |
<科学者つうしん> |
2006年3月号 Vol.41No.3 通巻458号 |
<扉のことば>アディクション:現代社会の病理 関井友子 |
<特集>現代帝国主義とナショナリズムの台頭 |
・特集まえがき 佐久間英俊 ・アメリカン・グローバリゼーションと帝国主義 増田正人 ・ヨーロッパ資本主義の現段階とEUの形成――平和なヨーロッパをめざす「古い欧州」の 新しい実験 西原誠司 ・現代日本におけるナショナリズムの台頭 渡辺治 ・帝国主義理論の再検討 平野健 |
<談話室>ユダヤ人を救った人々 平山令二 |
<レビュー> 諫早湾干拓事業と有明海漁獲量減少の因果関係論争と研究者の視点 佐々木克之 <レビュー>アスベスト公害の現実 泉邦彦 |
<フロンティア> 睡眠中に脳が嗅覚信号を遮断する仕組み 村上誠祥 |
<研究室から>化学の知識で歯と口の健康を守る 中林宣男 |
<本> ・入舩徹男著『ダイヤモンド号で行く地底旅行』浜田盛久 ・松丸和夫監修/労働運動総合研究所編『グローバル化のなかの中小企業問題』 山本篤民 ・丸山惠也編著『批判経営学−学生・市民と働く人のために』 佐久間英俊 ・田中昌人著『日本の高学費をどうするか』 細川孝 |
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部 |
<科学者つうしん> |
2006年2月号 Vol.41No.2 通巻457号 |
<扉のことば>・「『安保』ファシズム」への道 金子勝 |
<特集>自閉症児の心理と教育 |
・特集:自閉症児の心理と教育 ・特集まえがき 田中道治 ・自閉症児と特別支援教育 奥住秀之 ・知的障害のある自閉症児・者における自己とコミュニケーションの発達 赤木和重 ・思春期の高機能自閉症の子どもの理解と指導 別府哲 ・通常学級に在籍するアスペルガー障害の子どもへの理解と援助−集団指導の問題に視点をあてて− 楠凡之 |
<談話室>・ 核兵器廃絶運動と北東アジアの非核化 山崎文徳 <レビュー>メンデレーエフの伝記 梶雅範 |
<フロンティア>BSEの発生原因と家畜生産者に及ぼす影響 加藤武市 <フロンティア>恒星の進化と宇宙水蒸気メーザー 今井裕 |
<オピニオン>「戦争の放棄」から「安全保障」へ−自民党新憲法草案の解釈 浦田一郎 <オピニオン>環境権改憲論は戦争への甘い罠――環境権の具体化は法律で 日本科学者会議公害環境問題研究委員会 |
<研究室から> バングラデシュの上空で起こっていること 寺尾徹 |
<本> 田中則夫・増田啓子編『地球温暖化防止の課題と展望』 上園昌武 川鍋正敏著『資本と恐慌』 佐藤拓也 三上満著『野の教育者・宮沢賢治』 生井兵治 布谷知夫著『博物館の理念と運営−利用者主体の博物館学』 糸魚川淳二 |
『日本の科学者』(JJS)にふるってご投稿ください |
<科学者つうしん> |
2006年1月号 Vol.41No.1 通巻456号 |
<扉のことば>・情報公開・透明性・説明責任と核物質防護 中嶋篤之助 |
<特集>危機に瀕する私立大学と解決の展望 |
・特集まえがき 佐久間英俊 ・日本の私立大学の現状と高等教育政策 一井昭 ・私立大学生のおかれた状況 樫原正澄 ・日本の高等教育政策の構造的病理−国際基準、比較をとおして 重本直利 ・国際人権規約「高等教育の漸進的無償化」条項に関する「2006年問題」について−私大助成(国庫助成)とのかかわりで− 今井証三 |
<談話室>・原子力の平和利用−巨大科学「核融合」の場合 大石鉄太郎 |
<オピニオン> カラシナ・ディフェンシン遺伝子組換えイネの圃場試験に鑑みて科学者・ 研究者の社会的責任を考える 生井兵治 |
<レビュー> ツキノワグマの出没問題とクマ類の保護に関する論議 横畑泰志 |
<読者のひろば>ロートブラット博士の死を悼む 沢田昭二 |
<本>京都大学教育学部第二期生有志著『あの頃の大学生たち−戦後激動の「改革期」を 生きる−』 八本木浄 野村秀和著『高齢社会の医療・福祉経営−非営利事業の可能性』 小栗崇資 吉田三千雄・藤田実編著『日本産業の構造転換と企業』 田村考司 ジョン・L・ギャデイス著、浜林正夫・柴田知薫子訳『歴史の風景−歴史家はどのように過去を描くのか−』 田中史郎 |
<会員の新刊紹介> |
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部 |
・自由民主党「新憲法草案」に反対する声明 日本科学者会議第41期第2回幹事会 ・声明 日米安全保障協議委員会における合意事項の撤回を求める 日本科学者会議第41 期第2回幹事会 |
『日本の科学者』(JJS)にふるってご投稿ください |
<科学者つうしん> |